【国際ニュース】アメリカ軍、シリアにおいて、イスラム国の油田を爆撃する

CREDIT: REUTERS/SHAWN NICKEL/(U.S. AIR FORCE/HANDOUT)

米軍がシリアへの爆撃を始めた旨、以前お伝えしましたが、
今回はその詳細です。

WHITE HOUSE: "Remarks by President Obama in Address to the United Nations General Assembly"

RT.com: "Oil installations in Syria hit by anti-ISIS coalition"

BBC:"Islamic State crisis: US hits IS oil targets in Syria"

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ソースによれば、アメリカ及びそのパートナー国は、有人機と無人機を同時に運用しながら、イスラム国の油田精製所１２か所を爆撃したようです。

油田を含まない、イスラム国の占領地に対する爆撃は、今週の月曜（米国時間）から、連続して行われていましたが、油田の爆撃はシリア現地時刻の、水曜１２時頃に行われた模様です。

PHOTO: BBC: http://www.bbc.com/news/world-middle-east-29357934

油田は一日につき、１２０万ドルの収益をイスラム国にもたらしており、イスラム国のシリア及びイラクでの攻勢を支える重要な資金源でしたが、此度の爆撃の目的は、その資金を断つことにあります。

オバマ大統領は、国連総会において、児童が銃殺され、母親とその娘達がレイプされている悲惨な現状などを引き合いに出しながら、「イスラム国という名のテロリスト集団を弱体化し、最終的には根絶しなければならない」と述べました。

その演説の僅か一時間後、イスラム国が占有する油田地帯への爆撃が行われた旨、発表されました。

また、シリア北部のクルド人居住区があるKobane（都市名）がイスラム国からの攻撃に晒されていましたが、攻勢を押し返すことに成功したようです。

Kobaneに関しては下の、【BBC】シリア危機：66,000人がイスラム国から逃れるためトルコに流れ込む、に記載してあります。


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